黒く濁る村
STORY
韓国では340万人動員の大ヒットを記録し、第18回利川春史大賞(韓国)で最優秀作品賞を含む最多の7部門を受賞した映画「黒く濁る村」(2010年11月20日公開)の原作コミックを完全ノベライズ!
『息もできない』(AC Books刊)、「キサラギ」、「パンドラ」、「大洗にも星はふるなり」、などのノベライズを手掛け、「キネマ旬報」映画レビューでも活躍する相田冬二氏がノベライズを担当。
20年間、音信不通だった父の死の知らせを受け、父が暮らしていた山奥の村を訪れたヘグク。村長と共に葬儀をすませたものの、父の死因は明かされない。へグクに対しあからさまに警戒する村人たちの視線。村の様子がおかしいことに気付き始めたヘグクは父の死因を探り始める。やがて浮かび上がる村の秘密――父の素顔、村長の正体、30年前に起こった祈祷院での集団殺人事件――秘密を握るのは村長と3人の村人、そしてひとりの女。果たして父の死の真相は、30年前の事件の真相は…?